ワキガ治療方法「ミラドライ」とは

      2017/01/24

ワキガ治療方法の一つとして最近注目されているのが、ミラドライ治療法です。

ミラドライ治療法はどのような治療方法なのか?また、治療後の臭い再発やデメリットなどはないのか?について詳しくご紹介します。

ミラドライ治療方法の仕組み

ワキガのミラドライ治療は熱で汗腺を破壊する
ワキガ治療として用いられる「ミラドライ」はマイクロウェーブと呼ばれる電磁波を専用の医療器具を使用し脇下の皮膚に照射します。

ワキガの原因であるアポクリン汗腺や多汗症の原因となるエクリン汗腺の水分に反応する仕組みとなっている医療器具で、汗腺を熱により破壊します。汗腺を破壊することで汗をかかなくなりますので、その結果ワキガ臭や多汗症の汗を止めることのできる最新治療方法となっています。

ミラドライ治療を行う際は、麻酔をするため皮膚表面に痛みを感じることはありません。ミラドライは汗腺を熱で破壊しますので、脇の皮膚内部がやけどした状態になります。皮膚表面は照射と同時に瞬時に冷却されますのでひどい火傷はしません。

ミラドライは何歳から受けられるの?子供でも可能?

ワキガのミラドライ治療は負担が少ない
ミラドライ治療は体に大きな負担のかからない治療方法となりますので、年齢制限はありません。

しかし、痛みが全くないわけではありませんので、早くても小学生程度から治療を検討されることをおすすめします。中学生や高校生などの子供でも受けられるワキガ治療となっています。治療を受ける適正年齢や受けるタイミングはいつがいいのか?については医師にご相談することをおすすめします。

ミラドライを受けられない人

ミラドライ治療を受けられない人

ミラドライはだれでも受けられる治療ではありません。以下の内容に当てはまる方は受けられない可能性があります。カウンセリングの際にこういった内容も担当医から聞かれます。

  • 妊娠の可能性があるかた
  • ペースメーカーを使用している
  • 酸素投与している
  • 局所麻酔でアレルギーなどの反応があるかた

このような項目に該当する方は治療を受けられないケースがあります。

続いて、ミラドライのメリットやデメリット、病院やクリニックでの治療までの流れなどを具体的にご紹介します。

ミラドライでワキガ治療することのメリット・デメリット

ミラドライ治療のメリットとデメリット
ミラドライ治療法は、最新の治療技術とはいえメリットとデメリットがあります。

ミラドライ治療法のメリット

  • 切らないので傷跡が残らない
  • ダウンタイムが短い
  • 治療後すぐに効果がある
  • 痛みがほとんどない
  • 多汗症とワキガの両方の治療になる

ミラドライのメリットは、治療後に傷跡が残らないことやダウンタイムが短いことです。ダウンタイムとは、治療後の固定期間のことを言います。ワキガ手術であれば手術後、約1週間前後で抜糸を行いその後も比較的安静に過ごさなければなりません。

しかし、ミラドライであれば治療後3日程度軽くガーゼで患部を覆うだけで済みます。

治療後3日経過すれば、痛みもそれほどないので私生活に影響が出ることはありません。もちろん手術の場合は手術後の1週間前後は私生活に支障がでるほど動きに制限がありますが、ミラドライであれば治療後で私生活に影響がでることはほとんどありません。

ミラドライ治療法のデメリット

  • 治療後、脇が腫れる
  • 腫れによる違和感がでる
  • 赤みや内出血が起きる
  • ピリピリするような痛みがでる
  • 感覚が鈍くなる可能がある
  • 治療費用が高額

ミラドライのデメリットとしては治療後に皮膚内部が火傷した状態になりますので、脇が腫れたり腫れによる違和感、赤身や内出血が起きるなどのデメリットもあります。

また、火傷をしている状態と同じですので火傷と同じようなヒリヒリピリピリとしたような痛みがでます。治療後の痛みの強さには個人差もありますが、治療後に処方される痛み止めで問題なく我慢できた方と、治療後3日間程度は痛くて私生活に若干の支障がでた方と様々です。

ミラドライ治療法にはこのようにメリット・デメリットがあります。

しかし、ワキガや多汗症を医療機関で治療する方法としてはミラドライは比較的デメリットの少ない治療方法だと言うこともできます。

実際にミラドライ治療法を病院やクリニックで受ける際に必要な費用や料金を詳しく見てみましょう。

ミラドライ治療に必要な費用や料金

ワキガのミラドライ治療の費用
ミラドライ治療法に必要な費用や料金は以下のようになります。

ミラドライ治療(両ワキ) 約35万円

ミラドライ治療を行っている病院やクリニックを調べたところ、平均で両ワキ約35万円で治療を受けることが可能だということが分かりました。

各都道府県や地域によって若干の誤差はありますので、ミラドライを検討している方は治療を受ける病院やクリニックにお問い合わせください。

ミラドライ治療法は保険適用になるの?

ミラドライ治療法は保険適用(3割負担)で治療を受けることはできないの?と疑問に思う方も多いのですが、現在はどのクリニックでも保険適用外の治療方法となっています。

そのため、保険適用が可能なワキガ手術(皮弁法)が約5万円で行えるのに対し、ミラドライは約35万円という高額な費用が必要となってしまいます。

しかし、傷跡のリスクや黒ずみ、ダウンタイムの短さを重視したい方はワキガ手術よりもワキガ治療のミラドライを受けるほうが断然安心感があるということができます。

ワキガ手術保険適用についてはこちらの「ワキガ手術保険適用時の費用について」をご覧ください。

クリニック・病院でミラドライ治療を受けるまでの流れ

ミラドライ治療を病院やクリニックで受ける
実際にワキガ・多汗症治療のミラドライを病院やクリニックで受ける際はどのような流れで治療まで進められていくのかをご紹介します。

ミラドライ治療までの流れ

  1. ミラドライ対応の医療機関を探す
  2. 予約・お問い合わせをする
  3. カウンセリングを行う
  4. マーキングを行う
  5. 麻酔を打つ
  6. ミラドライ治療(照射)開始
  7. 冷却(患部を冷やす)

ワキガ治療を受けるまでの流れはこのようになります。1~7の流れの具体的な内容をご紹介します。

ミラドライ対応の医療機関に予約・お問い合わせをする

ワキガのミラドライ治療の予約や問い合わせ
ミラドライ治療方法に対応しているクリニックや病院を探し、実際にお問い合わせをして診察(カウンセリング)をしてもらう日を決めます。

ミラドライ治療法は中規模程度のクリニックや病院で取り扱っていることの多い治療法ですので、県外に行かなくとも比較的スムーズにミラドライ対応の医療機関が見つかるはずです。

医師とカウンセリングをする・ミラドライについて説明を受ける

ミラドライ治療の説明を医師にうける
病院やクリニックで医師とカウンセリングする際に、自分が本当にワキガなのか?といった疑問がまだある場合には、まずワキガチェックから始めます。

医師によるワキガ診断が行われ、ワキガだと判明した場合はミラドライ治療について本格的にお話しを進めていく形となります。

具体的には、ミラドライの治療内容や治療後の経過などミラドライについて詳しくご説明を受けます。またご自身が不安な点もその場で聞いて答えていただく形となります。

治療を検討している方の質問内容で多い内容は次のようになっています。

  • 麻酔アレルギーは大丈夫か?
  • 麻酔は痛いのか?治療は痛いか?
  • 妊娠中でも大丈夫か?
  • 体に害はないのか?
  • 臭い再発なしないのか?

このような質問が多くなっているようです。質問内容にしっかりと回答できる医師であることも非常に重要ですので、疑問点はすべて医師に相談するようにしましょう。

また、カウンセリングの段階で医師が親身になって相談を聞いてくれない場合はその医療機関での治療はやめたほうがよいということができます。医師のカウンセリングが丁寧でとても親身になって聞いてくれる医療機関のほうがアフターケアなど万が一の時に適切に対処して頂ける可能性が高いからです。

また、治療を行う担当医がカウンセリング~治療まで行ってくれる医療機関を選ぶことも重要となります。

カウンセリングを終えるといよいよミラドライ治療に移ります。(カウンセリングと治療日が別の場合もあります。各医療機関により異なるので詳しくは診察する医療機関へお問い合わせください)

【1】マーキングを行う

脇に特殊なシートを使用し、一時的にマーキングしていきます。

このマーキングは毛穴や毛が生えている部分に印をしていきます。ワキガの原因であるアポクリン汗腺を死滅させるために、どこにミラドライ治療で照射するかの目安のつけるためのものです。

【2】麻酔を打つ

マーキングを終えたら、次に麻酔に移ります。

麻酔は注射で行いますが、この麻酔がとても痛く感じる方もいるようです。脇に数回注射で麻酔を注入していきます。クリニックや病院によっては、注射の痛みも軽減するために麻酔クリームを脇に縫ってから注射する医療機関もあります。

子供などがミラドライ治療を受ける際は、注射でも痛くて泣いてしまう可能性があるためそのような場合には麻酔クリームを使用して脇の皮膚を麻痺させてから麻酔の注射を打っていきます。

麻酔は注射後、約5分~10分程度すると効いてきますのでその後照射開始となります。

【3】照射開始

麻酔が効いたらすぐに照射に移ります。

専用の医療器具を使用し、マーキングを目安に照射していきます。照射されている最中は脇の皮膚が優しく吸われているような感覚となります。

1ヵ所の照射時間は約30秒~40秒ほどとなります。片脇にかかる治療時間(照射時間)は約20分程度となります。

ミラドライ治療法は、両脇の治療を行っても約40分~50分程度で治療が終了します。

【4】照射終了後、患部を冷やす

両脇の照射完了後、冷却パットで約10分~15分程度脇の照射した部分を冷やします。

ミラドライ治療後の脇の皮膚内部は火傷した状態と同じになりますので、炎症を悪化させないためにも治療後すぐにクールダウンを行います。

その後、脇に炎症を抑えるためのクリームを塗りその上からガーゼを貼り治療は終了となります。

ミラドライ治療手術後の経過について


ミラドライ治療後の経過についてご紹介します。
ミラドライ治療後は次のような症状が出る可能性があります。

  1. 火傷の痛み(ヒリヒリ・ピリピリ)
  2. 脇の腫れ
  3. 脇の皮膚の違和感・しこり
  4. 内出血
  5. 皮膚の黒ずみ

治療後はこのような症状が多くみられます。

ミラドライ治療後の痛みや腫れについて

ミラドライ治療後の痛みや腫れ
痛みに関しては個人差がありますが、痛み止めも処方されるので我慢できる範囲の痛みと言えます。中には痛くて私生活に支障が出たという方もいるようですが、痛みが強くて我慢できなかったという人のほうが少数です。

多くの方が、火傷のような痛みは感じたけど我慢のできる範囲だったと口コミに掲載されています。

また、皮膚内部の汗腺を熱にて破壊していますので脇に腫れが出ることがほとんどです。個人差にもよりますが脇の皮膚の腫れがひどい方もいます。脇の皮膚が腫れた感覚は、わかりやすく言うと脇にソフトテニスで使用するやわらかいテニスボールを挟んでいるような感覚となります。

治療後3日後程度から徐々に痛みと腫れが引いてきます。痛みに関しては最初の3日間が一番痛みを感じるということができます。また、痛みを感じる場合は保冷材などをタオルに巻き、患部を優しく冷やしてあげることで痛みを軽減することが可能になります。

腫れに関しても、徐々に引いていき約1ヵ月~1ヵ月半程度で腫れは引いていきます。

ミラドライ治療後の皮膚の違和感・しこりやツッパリについて

つっぱりやしこりがミラドライ治療後にでる

脇の皮膚内部がやけどしている状態となるため、ミラドライ治療後の脇の違和感は多くの方が感じます。

また、脇の下にしこりができる方も多く、皮膚がツッパッているような感覚も感じます。この脇の違和感やしこり、ツッパリ感は治療後一週間程度から徐々に炎症が治っていきます。

ミラドライ治療後から完全に治るまでには約3ヵ月程度の期間が必要になります。

また、皮膚のツッパリや皮膚の感覚、しこりなどの治りの速さは個人差にもよりますが長い方だと半年程度してやっと治療前の状態に近くなることができたという方もいらっしゃいます。

ミラドライ治療後の内出血・脇の黒ずみについて

ミラドライ治療後は、個人差にもよりますが内出血が起きる方もいます。また、照射の影響でお肌にダメージが加わってしまい脇の皮膚が黒ずんでしまう方もいます。

内出血は時間の経過とともに、徐々に治っていきますが黒ずみに関しては期間とともに徐々に薄くはなっていきますが、もとのお肌の色よりは若干黒ずんでしまうことを理解しておきましょう。

黒ずみや内出血に関しては、完全に個人差で決まりますので心配な場合は医師にご相談してみましょう。

シャワーやお風呂はいつから入れるの?

お風呂やシャワーはミラドライ治療後に浴びれるのか

ミラドライ治療後はいつからシャワーやお風呂に入ることができるの?と疑問に思う方も多いかと思います。

ミラドライ治療後のお風呂に関しては、治療当日からシャワーであれば浴びることが可能です。しかし、シャワーで治療後の脇の下を流したりシャワーを直接あてるような行為はやめましょう。

脇の皮膚内部は火傷した状態となっていますので、単純に痛いですし、お肌に刺激を与えることは控えましょう。また、入浴に関してですが入浴すると体の血液の流れが良好になるため治療後の脇が痛む可能性があります。

入浴に関しては、治療後4日~1週間は我慢したほうが無難です。シャワーに関しては治療後すぐに浴びることが可能ですが、脇のしたは洗わずあまり長く浴びないようにしましょう。

ミラドライ治療後のワキガ臭い再発はありえる?

ミラドライ治療後の再発

ミラドライ治療後にワキガ臭が再発してしまう可能性はあるの?と言った疑問ですが、結論から言いますと可能性はゼロではありません。

ミラドライ治療をして汗腺を死滅させても、100%死滅させることができるわけではないため、治療したのに汗をかくと少しワキガの臭いがする・・。といったことになる可能性もあります。

しかし、治療前と治療後では明らかにワキガ臭のレベルが異なります。治療をしたほうがワキガの臭いを軽減することが可能です。

臭いが再発した!ミラドライ治療の2回目を受けることは可能?

ミラドライ治療後にワキガ臭が再発してしまった場合は何度の繰り返しミラドライを受けることは可能?といった疑問ですが、結論から言いますと多くても2回までにしたほうがよいということができます。

ミラドライは2回までという制限こそありませんが、ミラドライ治療法は脇皮膚内部のアポクリン汗腺を熱で照射して破壊しているので、火傷で汗腺の機能を停止させているということになります。

このような治療を何度も行うと脇の皮膚はダメージを受けますし、「赤み・黒ずみ・しこり・腫れ」などのリスクも高くなります。

ミラドライは1度で完全にワキガ臭を治すことは難しい治療法ではありますが、1度ミラドライを行えばかなりの臭い軽減をすることが可能ですので通常であれば1度受ければ十分効果を実感できる治療方法となります。

どうしても臭いをもっと軽減させたい場合は、医師と相談の上2回目のミラドライ治療を受けるとよいでしょう。

ミラドライ治療後効果が続く期間はどのくらい?

ミラドライ治療後に効果は長く続く

ミラドライ治療を行ってからワキガの臭いを抑えられる期間はどのくらいなの?といった疑問ですが、これは個人差としか言いようがありません。

しかし、大体の目安としては約5年ほどとなります。

もちろん、治療後効果をイマイチ実感できなく半年程度で臭いが気になってしまった方もいれば、治療から3年以上経過しているのに臭いの再発はなく長く効果が持続している方もいます。

効果のある期間については完全に個人差になりますので、ここで断定することはできません。

ミラドライ治療法はワキガの臭いを抑える効果には優れていますが、ワキガ臭を何年先まで消臭しておくことが可能かは予測不能となります。

まとめ
ミラドライはワキガ臭を治す方法としては有効活用できる治療法だということができます。

しかし、保険適用外の治療となるため料金が高額になることや、治療後の痛み、腫れ、しこりなどのデメリットも少なからずあります。

ワキガを医療機関で治療する場合は、医師とのカウンセリングが非常に重要となりますので、しっかりとお話や相談を聞いてくれてしっかりとデメリットについてご説明してくれる医師がいる病院やクリニックで治療を受けましょう。

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